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二十四節気コラム

​このコラムは、山田先生の園芸セラピー講習の講義を基に作成してます。

各節気の特色と『二十四節気ガーデン』の見頃の植物をご紹介。

​山田幸子

グローバルゲート名古屋『二十四節気ガーデン』のデザイン。園芸研究家。千葉大園芸学部卒業。日本ガーデンデザイン専門学校講師。著書『12カ月花づくり庭しごとガーデニングカレンダー』講談社、『わたし流83の花づくり』家の光協会、『二十四節気でわかる園芸作業』主婦の友社、『決定版はじめての花づくり』講談社、『暦でわかる園芸作業』主婦の友社など。

節気の植物

カンツバキ‘立寒椿’

小寒

日本原産のツバキとサザンカの交雑種 ツバキ科 常緑低木 開花は12~2月

花弁と雄しべが合着しているツバキの特徴と、花弁が一枚ずつ散るサザンカの特徴の両方の性質を合わせもちます。カンツバキは樹高1m、横に広がりやすく、刈り込みに強いので、庭木や垣根に使われますが、‘立寒椿’はカンツバキの背丈が高くなる品種。複雑に品種改良され、サザンカとカンツバキの判断は難しくなりました。

ヤブコウジ

小寒

日本原産 ヤブコウジ科(サクラソウ科) 常緑低木 

開花は7~8月 実の観賞期は11~2月

樹高10㎝ほど、万葉集にはヤマタチバナ(山橘)で詠まれ、古くからなじみがあります。江戸時代、斑入り葉品種がブームを呼びました。葉の間から赤い実があちらこちらで顔をだし、別名は十両。常緑の葉は永遠の命、赤い実は豊かさの象徴とされ、正月の縁起植物の1つです。

センリョウ<千両>

小寒

日本原産 センリョウ科 常緑低木 開花は6月 実の観賞期は11~1月

常緑樹で、花の少ない冬に美しい実をつけるので、庭植えにもされるほか、縁起植物として、お正月の切り花でも使われます。常緑の葉は永遠の命、赤い実は豊かさの象徴です。高さは50~100cm。花は黄緑色で6月頃に咲き、枝の先端に穂状につきますが、花には花びらがなく、目立ちません。丸い果実は11月頃から赤く熟し、翌年1月頃まで見られます。実色は黄色のものもあります。

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shou        kan

​小 寒

寒の入り
2018 1/05-1/19
 
寒さが厳しくなりはじめる頃

この日が「寒の入り」で、立春の前日、節分までが「寒」、「寒の内」です。寒風と雪で寒さが厳しくなる、これからが冬本番です。

昔から人々はさまざまな工夫をして過ごしてきました。寒中水泳や寒稽古もその一つ。厳しい寒さの中でさらに身体を鍛えます。寒中見舞いも互いにいたわりあう心のあらわれでしょう。

 人日(じんじつ)七草の節句 1月7日

五節句は奇数月の最初の数字が重なる日ですから、本来は1月1日ですが、1月1日は元日で節句を上回る大事な日。その上、古代中国では元日から鶏、狗(いぬ)、猪、羊、牛、馬の順に新しい年の運勢を占い、7日に人の占いをするというので「人日」。正月はとくに1月7日を節句としました。7種類の菜を「七草」として神棚に供え、七草が入った羹(あつもの)をいただいて邪気を払い、無病息災を願ったそうです。そこで「七草の節句」ともいいます。

日本では古来、年の初めに雪の間から芽を出した若菜を摘む「若菜摘み」という風習がありました。平安時代の頃から一緒になって七草の節句が始められました。

七草は、せり、なずな、ごぎょう(ハハコグサ)、はこべら、仏の座(コオニタビラコ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)。初春の野から摘んできた野草の生命力を食べて、邪気を払います。

  冬土用入り 1月17日 雑節

土用は年4回あり、2月4日の立春の前18日間が冬土用。その入りの日です。季節の変わり目を無事に過ごすために、さまざまな禁忌をもうけています。

冬土用の丑の日(1/21、2/2)に食べたい旬の食材。うのつくもの(うなぎ、うめぼし、うどん、牛(肉)など)、旬のもの(寒シジミ)。

冬至(ブログ)
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