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二十四節気コラム
このコラムは、山田先生の園芸セラピー講習の講義を基に作成してます。
各節気の特色と『二十四節気ガーデン』の見頃の植物をご紹介。
山田幸子
グローバルゲート名古屋『二十四節気ガーデン』のデザイン。園芸研究家。千葉大園芸学部卒業。日本ガーデンデザイン専門学校講師。著書『12カ月花づくり庭しごとガーデニングカレンダー』講談社、『わたし流83の花づくり』家の光協会、『二十四節気でわかる園芸作業』主婦の友社、『決定版はじめての花づくり』講談社、『暦でわかる園芸作業』主婦の友社など。
立春
立春
節気の植物
キンカン<金柑>
立秋
中国原産 ミカン科 常緑低木 開花は6~8月 収穫は2~4月
小さな果実を収穫する柑橘類。日本には江戸時代以前に伝わり、家庭で楽しめる果樹の代表的な存在です。夏を中心に3回ほど、直径2~3㎝の白い小さな花を咲かせ、柑橘類特有の香りを放ちます。収穫期は品種により異なりますが、完熟してからが美味。アゲハチョウの幼虫が卵を産みに来ます。
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ri ssyu
立 秋
この日から秋が始まる
2017 8/07-8/22
秋の気配が初めてあらわれる頃
暦の上ではこの日から秋が始まり、11月7日の立冬の前日までが秋です。時候のあいさつも暑中ではなく、残暑となりますが、実際には残暑厳しく、一年で最も暑い時期。立春の頃が寒さのピークと同じように、立秋の頃が暑さのピークです。
「秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」
古今和歌集で藤原敏行が詠んだ「立秋」の歌ですが、秋の気配はどこでしょう。朝夕に吹く風がすっと涼しくなったと感じることがあるかな?というところでしょうか。
「秋立つと思うこころが秋かいの」
江戸時代中期の俳人大江丸の句ですが、こちらの方が実感です。
さあ、暑さに喘いでばかりいないで、秋の気配を探してみましょう。
・夏至のころと比べると、20分ほど日の入りの時間は早くなっている。
・入道雲だけの空に、刷毛で掃いたようなすじ雲やいわし雲があらわれたりする。